子どもともっと向き合いたいのに時間がない……
こどもとの時間をもっと作りたい！という思いは多くのママが思っているのではないでしょうか？例えば、仕事から帰ってきて慌ただしくご飯を作っているとき。「ママ、見て！」「パパ！こっちに来て！」と子どもに言われたことがありませんか？なぜか忙しい時に限って子どもは親を呼んでくるものです。そんなとき、つい「あー、うんうん」「今ママ忙しいから！」と話を流してしまいますよね。子どもが寝てふと一息ついたとき、「あー、もっと話を聞いてあげたらよかったかなぁ。」と思っても、時間に追われる毎日。。。
お寺でゆっくり親子で過ごす
そんなときにこそ、この「親子でお寺体験」をお薦めしたいです。実は、お寺というのは昔、教育や福祉の役割を持っていたんです。都会の喧騒から離れてゆっくり過ごすことで気持ちに余裕が生まれ、子どもの小さな成長に気づくことができるものです。参加した保護者の方からは、「うちの子こんな細かい作業ができたんだ！」「これだけ集中して物事に取り組む姿を初めて見た！」など、驚きと喜びの声が多々。親が関心を持ってくれるのが嬉しくて、子どもも楽しく過ごします。そんな時間の中で、自然と親子が向き合えます。
4時間後にはこんな笑顔に
この写真は、「最後に集合写真を撮ろう！」と集まったところでの1枚です。お寺体験をすると、皆さん表情が柔らかくなります。親子での自然なコミュニケーションが生まれます。心の底から笑うことで、子どもも大人も気持ちがすっきり。体験が終わるころには、みんなニコニコおしゃべりしていました。ぜひ、こうした楽しい時間を親子で過ごしてみませんか？
「親子でお寺体験」1日の流れ
10：15 自己紹介
10：30 リラックスタイム
10：45 お寺探索
11：15 写仏
12：00 精進料理作り
13：00 食事
13：45 終わりの作法、片付け
14：00 座禅
14：15 終わりの会、写真撮影、解散
10：15～ 自己紹介、和尚さんからのお話
まずは体験者さん同士で、簡単に自己紹介からスタートです。前回は、20代後半～40代のお母さんと子どもが体験しました。同じ悩みを持つママたちなので、すぐに仲良くなれるはずです。
今回、お寺を貸してくださったのは、教育を大切にする住職、平塚一寛（ひらつかいっかん） 和尚です。一寛和尚は3人のお子様を持ち、ここ横瀬町の教育委員会に任命されている方。子どもたちに対しても、温かい目で見守ってくれます。
お寺体験の途中、子どもたちから和尚さんに「いつも精進料理ばかり食べてるんですか？」と質問がありました。和尚さんは「いつもじゃないですよ。肉や魚は食べませんが、だいたい皆さんと同じ食事ですね。でも、朝はいつもおかゆなんですよ」と。それを聞いた子どもたちは「え～、それだけ！？」とびっくり。みんなで笑っていました。そんなやり取りを見ていたお母さんたちからは、「お寺の敷居ってもっと高いものだと思っていました」「親しみのある和尚さんでよかったです！」という声がありました。
10：30～ リラックスタイム
みなさんはじめましての状態なので、緊張しますよね。でも大丈夫。まずは畳の上で大人も子どもも寝転がってみましょう！ とてもリラックスできて気持ちいいんです。また、お寺の天井は豪華できらびやか（天井の装飾は当日のお楽しみ）。寝転がることで、新たな発見や親子のコミュニケーションも生まれてきます。
10：45～ お寺探索
晴れた日は、お寺の上の大仏まで歩いて行きます。歩きながら、和尚さんにお寺の説明をしてもらいます。子どもたちも、「これはなに？」「なんのためにあるの？」と、好奇心を刺激されます。もちろん、大人も知らないことがお寺にはたくさん。ワクワクが止まりません！
11：15～ 写仏
「あれをしなきゃ」「これもしなきゃ」という雑念を忘れられるのが、写仏の時間です。仏様の絵の上に半紙を敷いて、その上から筆ペンでなぞり描きをします。筆ペンが難しいお子様には、サインペンでのなぞり書きや、半紙を敷かずにそのまま塗り絵もできます。親子で夢中になれる時間です。
できあがった作品はお持ち帰りできます。家の中にかざれば、親子の思い出が増えますね。また、額縁に入れて、おじいちゃんやおばあちゃんへプレゼントしても喜ばれるはずです。
12：00～ 精進料理作り
親子で力を合わせて料理するのが、精進料理作りの時間です。使う食材は、横瀬町で採れた新鮮なものばかり。時期によって食材が変わるので、その時々の旬を味わえます。献立は、横瀬町の栄養士「福田春加」さんが監修。栄養バランスがよく、子どもも大人も安心して食べられます。
精進料理作りは、食材を切ったり火にかけたりと簡単な調理が中心です。ゴマをすったり材料を混ぜたりつぶしたり、子どもたちも夢中で取り組みます。無理なく親子で楽しめますよ。
13：00～ 昼食
この日の献立は、栗ご飯やほうれん草の胡麻和え、冷ややっこ、がんもどき、お吸い物、漬物でした。料理内容は旬に合わせて変わるので、そのときどきの美味しさを味わえます。さらに、ただ作るだけ、食べるだけではなく、お寺ならではの昼食時の作法も体験できます。食事のありがたみを、改めて感じられるはずです。
13：45～ 食事後の作法、片付け
ご飯を食べ終えた後にも作法があります。この写真は、お漬物を使ってお皿をきれいにしているところです。私たちは普段、蛇口をひねるといくらでも水が出てくる気がします。当たり前になってしまうと、大切にする気持ちが薄れてしまいますよね。お寺体験では、お寺の作法や片付けを通して、水を大切に扱うことを学べます。理屈ではなく体験を通して、子どもに大切なことを教えられます。
14：00～ 座禅
最後に体験してもらうのは、座禅です。基本となる姿勢を一寛和尚から学びます。背筋を整えるため、お坊さんが修行で使う座布（ざふ）というクッションに座ります。ここで心のデトックスをしてみてください。きっと、今まで忙しさの中で忘れていた大切なことが思い出されるはずです。
14：15 終わりの会、写真撮影、解散
最後に、全員で記念撮影をしたら、「親子でお寺体験」は終わりです。お寺という特別な場所で、ゆっくり親子の時間を過ごす。その中で、今まで気が付かなかった子どもの素顔と出会えます。すでにお寺体験に参加した保護者からは、「うちの子ってこんなに細かい作業ができたんだ！」「こんなに集中して取り組んでいる姿は初めて見た！」といった声をもらいました。今度は、あなたにも体験していただきたいです。
体験者の声
体験してくださった方から、こんなうれしい声をいただきました！
よくある質問
Q：当日の持ち物や服装を教えてください
A：エプロンや三角巾をお持ちください。座禅体験があるので、リラックスできる動きやすい服装がお薦めです。小さな子ですと、精進料理を作る最中に洋服を汚してしまうこともあります。必要に応じて着替えもお持ちください。
Q：何歳から参加できますか？
A：４歳ごろ～のお子様が対象年齢になります。
Q：子どもだけでの参加は可能ですか？
A：「親子でお寺体験」は、親子での体験プログラムとなります。お子様だけの参加はご遠慮いただいております。予めご了承ください。
Q：大人２名、子ども２名など、人数が増える場合はどうしたらよいですか？
A：当プログラムをカートに入れる前に、カートの上にある「大人」「子ども」の欄の数を、参加人数に合わせて変えてください。大人2名、子ども2名なら、それぞれを2名にします。参加人数に合わせて合計金額が変わります。
Q：どのくらいの人が来ますか？
A：お寺でゆっくりとした時間を過ごしていただきたいので、少人数で開催します。
5組（10人）程度を想定しています。広々としたお寺なので、安心して体験していただけます。
Q：着替えスペースはありますか？
A：エプロンや三角巾を着用するスペースはあります。ただ、動きやすい格好に着替えたり汚れた衣服を着脱するスペースはございません。予めご了承ください。
Q：精進料理は、子どもも食べられますか？
A：レストランで出てくるお料理のように濃い味ではないので、好き嫌いはあると思います。ただ、自分で作った料理ということもあり、ほとんどの子どもが美味しく召し上がっています。
Q：アレルギーがある場合はどうしたらよいですか？
A：当プログラムをカートに入れる前に、アレルギー有無の入力欄に記載をお願いします。アレルギーを除いたメニューを栄養士と考案し、当日、精進料理作りを体験できるよう手配いたします。
体験場所
嶽頂山 東林寺
〒368-0072 埼玉県秩父郡横瀬町大字横瀬3537
0494（22）4394
西武線 横瀬駅 徒歩7分（子どもの足で約10分）
電車でお越しの場合
最寄り駅の横瀬駅までは、池袋駅から特急で約90分です。
